
【結果速報】天皇杯決勝 町田ゼルビア vs ヴィッセル神戸 スコアと勝者
FC町田ゼルビアが天皇杯を制覇!最終スコアは何対何?
2025年11月22日に東京・国立競技場で行われた天皇杯決勝、FC町田ゼルビア対ヴィッセル神戸の試合は、3-1というスコアでFC町田ゼルビアが勝利しました。町田は前半6分にFW藤尾翔太選手のゴールで先制すると、32分にはMF相馬勇紀選手が追加点を奪取。後半にも藤尾翔太選手がこの日2点目となるゴールを決め、リードを広げました。神戸は後半17分にFW宮代大聖選手が1点を返しましたが、反撃は及ばず、町田がリードを守り切って勝利を収めました。
ヴィッセル神戸は連覇を逃し国内無冠に終わったのか?
前年度(2024年)のJ1リーグと天皇杯で二冠を達成していたヴィッセル神戸ですが、この決勝戦でFC町田ゼルビアに敗れたことにより、天皇杯の連覇はなりませんでした。また、リーグ戦の3連覇も逃していたため、2025年シーズンはタイトルを獲得できず、3季ぶりに国内無冠という結果に終わりました。特に、ACLエリート出場や主力選手の負傷離脱など、過密日程の中で戦い続けたシーズンでしたが、最後にタイトルを掴むことはできませんでした。
FC町田ゼルビアにとって天皇杯優勝は初の国内主要タイトルですか?
はい、その通りです。FC町田ゼルビアにとって、この天皇杯優勝は、クラブ史上初の国内主要タイトル獲得となります。J1リーグ、JリーグYBCルヴァンカップと並ぶサッカーの国内3大タイトルのうちの一つを初めて獲得したことは、クラブ創設37年目の歴史において大きな節目となりました。就任3年目の黒田剛監督のもと、J2優勝、J1最高順位更新に続く、歴史的な偉業達成です。
【試合詳細】町田対神戸 決勝戦の全ゴール経過と勝敗を分けたポイント
前半のスコア経過:町田が先制点を奪ったのはいつ、誰のゴールですか?
試合が動いたのは前半6分と非常に早い時間でした。FC町田ゼルビアは、MF中山雄太選手が左サイドを深くドリブルで突破し、ゴールライン際からクロスボールを供給しました。これに中央で反応したFW藤尾翔太選手が頭で合わせて、ゴールネットを揺らしました。この立ち上がりでの先制点は、初めて決勝に駒を進めた町田に勢いをもたらすと同時に、神戸にとっては思わぬ展開となりました。
相馬勇紀選手の追加点:どのような形でゴールが決まったのか?
町田の2点目は、前半の内に生まれました。前半32分、町田のカウンターが炸裂し、中村帆高選手からのロングフィードをFWミッチェル・デューク選手が身体を張ってキープ。デューク選手は藤尾翔太選手とのワンツーで前を向くと、ゴール前にスルーパスを送ります。これに抜け出したのがMF相馬勇紀選手です。相馬選手は見事なトラップからドリブルで運び、最後はゴールキーパー前川黛也選手との1対1を制し、ふわりと浮かせたシュートでゴール右へ流し込み、2-0とリードを広げました。
藤尾翔太選手の2ゴール目:勝利を決定づけたミドルシュートの場面は?
後半に入り、神戸がエースを投入して反撃を試みる中、逆に町田が決定的な3点目を奪います。後半11分(56分頃)、右サイドのスローインから繋がったボールを、藤尾翔太選手がペナルティアーク付近で収めました。藤尾選手は左足を一閃し、強烈なミドルシュートを放ちます。このシュートは神戸のゴールキーパー前川黛也選手の手を弾きながらゴールに吸い込まれ、3-0とリードを決定づけました。これは藤尾選手にとってこの日2点目となる豪快なゴールでした。
ヴィッセル神戸の反撃:宮代大聖選手のゴールはいつ、どのように生まれた?
3点ビハインドとなったヴィッセル神戸も意地を見せます。後半17分(62分)、左ウイングにポジションを移していたFW佐々木大樹選手が右足でクロスを供給すると、これを中央でFW宮代大聖選手が頭で合わせました。ヘディングシュートはゴール右隅に決まり、神戸はようやく1点を返しました(3-1)。しかし、神戸の反撃はこの1点までとなり、更なるゴールは生まれませんでした。
神戸が後半にエース大迫勇也選手を投入した影響はありましたか?
神戸は、2点ビハインドで迎えた後半開始時から負傷明けのFW大迫勇也選手を投入しました。大迫選手は前線で起点となり、武藤嘉紀選手との連係などで好機を増やそうと試みましたが、結果として直後に藤尾翔太選手に3点目を奪われる展開となり、試合の流れを引き戻すことはできませんでした。経験豊富な大迫選手の存在は攻撃の活性化に貢献したものの、町田の堅い守備と勢いを崩すには至らず、決定的なチャンスは限られました。
【スタメン比較】町田ゼルビアとヴィッセル神戸の決勝戦布陣と戦術
FC町田ゼルビアのスタメンとフォーメーション(3-4-2-1)は?
黒田剛監督率いるFC町田ゼルビアは、3-4-2-1の布陣で決勝に臨みました。
| ポジション | 選手名 |
| GK | 谷晃生選手 |
| DF | ドレシェヴィッチ選手、昌子源選手、望月ヘンリー海輝選手 |
| WB/MF | 林幸多郎選手(左)、中村帆高選手(右) |
| ボランチ | 中山雄太選手、前寛之選手 |
| シャドー | 相馬勇紀選手(左)、ミッチェル・デューク選手(右) |
| 1トップ | 藤尾翔太選手 |
この布陣は、特に守備の安定性と中盤の制圧を重視しつつ、相馬勇紀選手とミッチェル・デューク選手が絡む速攻やサイドアタックを効果的に行うためのバランスの取れた構成でした。
ヴィッセル神戸のスタメンとフォーメーション(4-3-3)は?
吉田孝行監督率いるヴィッセル神戸は、4-3-3の布陣で連覇を目指しました。
| ポジション | 選手名 |
| GK | 前川黛也選手 |
| DF | 永戸勝也選手(左)、マテウス・トゥーレル選手、山川哲史選手、酒井高徳選手(右) |
| アンカー | 扇原貴宏選手 |
| IH | 宮代大聖選手(左)、井手口陽介選手(右) |
| WG/FW | 広瀬陸斗選手(左)、武藤嘉紀選手(右) |
| CF | 佐々木大樹選手 |
神戸は扇原貴宏選手をアンカーに置き、宮代大聖選手や井手口陽介選手が前線に絡むことで、ボール支配と攻撃的なサッカーを展開する狙いがありました。しかし、前半は町田のハイプレスに苦しむ展開となりました。
キープレイヤーの活躍:谷晃生選手のセーブや昌子源選手の守備貢献は?
FC町田ゼルビアの勝利において、守備陣の安定感は不可欠でした。特にゴールキーパーの谷晃生選手は、前半22分にMF井手口陽介選手の強烈なボレーシュートをファインセーブするなど、試合の流れが神戸に傾きかけた重要な場面でチームを救いました。また、ディフェンスラインを統率したDF昌子源選手は、神戸の宮代大聖選手や後半に投入された大迫勇也選手に対し、競り負けない対応を見せ、要所をシャットアウトする活躍で町田の初タイトルに貢献しました。
吉田孝行監督(神戸)と黒田剛監督(町田)の采配の違いは?
黒田剛監督(町田)は、国立競技場での決勝という大舞台で「立ち上がりの15分で試合が決まる」と選手たちに伝え、その言葉通りに早い時間での先制点と追加点という最高の形で試合を進めました。後半は神戸の反撃に備え、交代選手(オ・セフン選手、ナ・サンホ選手、岡村大八選手など)も守備を意識した選手を投入し、リードを守り切る現実的な采配を見せました。
一方の吉田孝行監督(神戸)は、前半の劣勢を受け、ハーフタイムにエースの大迫勇也選手を投入するという攻撃的な采配で流れを変えようと試みました。しかし、その直後に痛い3点目を奪われ、その効果は限定的となりました。その後もフレッシュな選手を投入しましたが、町田の堅守を崩しきることができませんでした。この試合では、町田の勢いを序盤で止められなかったことが、神戸の采配にも影響を与えたと言えます。
【敗因分析】ヴィッセル神戸が町田の勢いに飲まれた理由と課題
なぜ神戸は序盤に失点を許し、自陣に押し込まれてしまったのか?
ヴィッセル神戸が序盤に失点を許し、町田の勢いに飲まれた最大の理由は、試合の入り方の甘さと相手の勢いへの対応の遅れが挙げられます。黒田剛監督の指導の下、町田は序盤からハイインテンシティなプレーとハイプレスを志向しており、神戸はこれに圧倒されました。前半6分の失点場面も、中山雄太選手に深い位置まで突破を許すなど、守備の連係ミスや対応の遅れが散見されました。記事にもある通り、「経験豊富な神戸らしくない戦い」であり、パスやトラップのミス、中途半端なクリアが相次ぎ、試合の主導権を握ることができませんでした。
神戸のパスミスや中途半端なクリアが多発した原因は何ですか?
パスミスや中途半端なクリアが多発した原因は、主に町田のプレッシャーの強度と、神戸の精神的な「気負い」によるものです。初めて決勝に進出した町田は、タイトル獲得への強い思いから高い集中力とアグレッシブな守備を展開しました。これにより、神戸の選手たちはボールを持った際に時間とスペースを奪われ、正確な技術を発揮できませんでした。選手たちが「タイトルを取り続けないといけない」と口をそろえていたように、連覇への「強すぎる思いが気負いとなった」可能性があり、本来の冷静なビルドアップやプレー判断ができなくなっていたことが、技術的なミスとして現れました。
連戦の疲労:神戸が準決勝まで苦戦を強いられた影響はありましたか?
ヴィッセル神戸は、天皇杯の今大会において、初戦を突破した後、3回戦から3戦連続で延長戦に入り、準々決勝はJ3のSC相模原にPK勝ちするなど、準決勝に至るまで非常に苦しい戦いを強いられてきました。一方、町田は比較的スムーズに勝ち上がっています。この厳しい連戦による疲労の蓄積は、決勝での神戸のパフォーマンスに影響を与えた可能性は否定できません。特に、終盤まで粘り強く戦い抜くための集中力や、序盤のハイプレスへの対応力といった点で、目に見えない疲労がプレーの精度低下に繋がったと考えられます。
クラブの次の目標:神戸の2025年シーズンに向けた出直しとは?
2024年の国内二冠から一転、2025年シーズンを無冠で終えたヴィッセル神戸は、タイトルを取り戻すための「出直し」が必須となります。この天皇杯決勝で露呈した、プレッシャー下でのプレー精度や、アグレッシブな相手への対応力などが大きな課題です。2024年シーズンにJリーグ史上初のリーグ連覇を達成した実績はありますが、2025年シーズンは無冠からの再スタートとなります。クラブは、ACLエリートの戦いやルヴァンカップでの敗退もあり、2025年シーズンに向けてチームの底上げと、新たな戦術の構築、そして来季のJリーグ3連覇への再挑戦を目標とすることになります。
【初優勝の背景】FC町田ゼルビアの躍進とタイトル獲得の道のり
町田が天皇杯決勝に初めて進出し、優勝できた要因は何ですか?
FC町田ゼルビアが天皇杯決勝に初めて進出し、そのまま優勝できた主な要因は、黒田剛監督が志向する徹底した「負けないサッカー」の完成度と、チームの勢いにあります。
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堅い守備と高い集中力: 大会を通じてわずか2失点という堅守が土台となり、決勝でも神戸の攻撃をシャットアウトしました。
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カウンターの精度: 中山雄太選手、相馬勇紀選手、藤尾翔太選手らによる、素早く効果的なカウンター攻撃が機能し、確実にゴールに結びつけました。
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チームの歴史的な勢い: J1昇格初年度での歴代最高順位(3位)、ACL出場権獲得など、クラブが歴史を塗り替える勢いの真っ只中にあり、その「勢い」が初タイトル獲得の強力な後押しとなりました。
黒田剛監督は試合後、どのようなコメントを残しましたか?
黒田剛監督は試合直後のインタビューで、サポーターやクラブ関係者に深い感謝を述べました。特に試合展開については、「国立でのファイナルということで立ち上がりの15分で試合が決まると選手たちに伝えていたが、まさに早い時間での先制点、そして追加点と選手たちが見事に実践してくれた」と、選手たちを称賛しました。
今後の目標については、「J1で常に上位をとり続けること、まだ、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いも終わっていないので、アジアでも、もう1つ上の段階を目指して頑張っていきたい」と語り、クラブを更なる高みへと導く決意を表明しました。
町田の創設からJ1昇格までのクラブの歴史・概要を教えてください
FC町田ゼルビアは、1977年に設立された少年サッカーチーム「FC町田」のトップチームとして、1989年に「FC町田トップ」として創設されました。母体企業を持たない市民クラブとして、日本サッカーの最下位カテゴリー(都道府県リーグ4部)からスタートし、日本で唯一J1まで到達したプロクラブという特異な歴史を持ちます。
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2008年: 全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝し、JFLへ昇格。
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2012年: J2に初参入するも、1年でJFLに降格。
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2014年: J3リーグ発足に伴いJ3に参入。
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2016年: J2に復帰。
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2018年: サイバーエージェントが経営に参画し、クラブ基盤が強化。
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2023年: 黒田剛監督の下でJ2優勝を果たし、クラブ史上初のJ1昇格を達成。
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2024年: J1リーグで歴代最高順位の3位を記録し、ACLの出場権を獲得。
そして2025年、天皇杯初優勝という新たな歴史を刻みました。
この優勝で町田が獲得した「国内3大タイトル」とは何ですか?
サッカーにおける国内3大タイトルとは、一般的にJ1リーグ(リーグ戦)、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会(トーナメント戦)、そしてJリーグYBCルヴァンカップ(リーグカップ戦)の三つを指します。
FC町田ゼルビアは、この度の天皇杯優勝により、初めてこの国内主要タイトルのうちの一つを獲得しました。この優勝は、2023年のJ2リーグ優勝と合わせて、クラブのタイトル獲得歴に大きな重みを加えるものとなりました。
【開催情報】天皇杯決勝の入場者数と国立競技場の雰囲気
町田対神戸の天皇杯決勝における公式入場者数は何人でしたか?
2025年11月22日に国立競技場で行われたFC町田ゼルビア対ヴィッセル神戸の天皇杯決勝戦の公式入場者数は、「31,414人」と発表されました。
<h3>国立競技場の空席が目立った理由は何が考えられますか?
国立競技場は収容人数が約6万8千人であるため、この入場者数では2層目や3層目の空席が目立つ結果となりました。考えられる主な理由は以下の通りです。
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対戦カードの影響: 過去に比べ、集客力が高いとされるカード(例:伝統的な人気チーム同士の対戦)ではなかったこと。
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地理的要因: 関東勢同士や関西勢同士の対戦と異なり、今回は町田(東京)と神戸(兵庫)の対戦でしたが、特に神戸側のサポーターが遠方からの動員に苦慮した可能性。
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過密日程: ヴィッセル神戸はACLエリートの戦いなどで日程が過密であり、サポーターも連戦による疲労や遠征の負担が重なっていた可能性が考えられます。
過去の天皇杯決勝と比べて入場者数は多かったですか、少なかったですか?
この試合の入場者数31,414人は、近年開催された国立競技場での天皇杯決勝と比較して少ない結果となりました。
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2023年決勝(川崎F 対 柏): 62,837人(歴代最多入場者数を記録)
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2024年決勝(神戸 対 G大阪/関西勢同士): 56,824人
3万人台という入場者数は、2022年決勝(甲府 対 広島)が日産スタジアムで行われ、3万人台を記録して以来のこととなります。新型コロナウイルスの影響を受けた2020年決勝(13,318人)を除くと、近年では目立って少ない数字と言えます。

